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AMP塾9【現代ラップ学 vol.3 ~日本語ラップの歴史~】

DATE: 8/5(mon)
入場料: 1000yen(1D付)
Open 19:00 配信 20:00-22:00

※講義の始めと終わりにMACHEE DEF&KO-neyのミニライブあり!

 

ABOUT【現代ラップ学】

今や完全に市民権を得たと言っても過言ではない“ラップ”という歌唱法。
しかし、それ自体が一体どのような構造と仕組みをもって成り立っているのか、はたまた、どういった種類のモノが存在するのか。
そういった事については、これまでほとんど明らかにされてこなかったように思います。
そこで、この「現代ラップ学」では、“ラップ”という表現を様々な角度から考察&分析! その魅力と秘密に迫ります。
ラップが好きな人も、そうでない人も。
この機会にラップへの理解を深めてみてはいかがでしょうか。
ラップって実は奥が深いんですYO!
※ラップを強要したりする事はありませんので安心してご来場くださいませ。



講義内容

vol.3 ~日本語ラップの歴史~


今回の現代ラップ学は日本語ラップの歴史について。
シーンに大きな影響を与えた出来事や事件を振り返りながらその歴史を紐解きます。


【1】DA.YO.NE、ブギー・バック前夜
日本語ラップ初のミリオンヒットとなった「DA.YO.NE」、
そして今なお数多くのアーティストにカバーされ続ける名曲「今夜はブギー・バック」(共に94年発売)。
この2曲がヒットするに至ったシーンの下地は一体どのように形成されたのでしょうか。
黎明期の“日本のヒップホップシーン”を考察します。


【2】J-RAPという名の踏み絵
90年代中期、“J-RAP”という呼称がお茶の間に浸透する一方で
アンダーグラウンドではその呼び名に嫌悪感を抱くアーティスト達が大きなうねりとなり、
「さんピンCAMP」という歴史的イベントへと結実していきました。
シーンが真っ二つに分断されていたアノ時代を、当時の楽曲と共に振り返ります。


【3】Grateful Daysがもたらしたモノ
「俺は東京生まれ HIPHOP育ち」という名パンチラインを生み出したGrateful Days(99年発売)。
この曲のヒットをきっかけに日本語ラップは大きな転換期を迎えます。
Grateful Daysがシーンにもたらしたモノとは一体何だったのか。
実体験を元に当時の雰囲気を語り尽くします。


【4】トレンドの変化で見る日本語ラップの歴史
日本語ラップの歴史を“ラップスタイル”という観点で考察していきます。
各時代を象徴するラップスタイルと、そこから見えてくる次なるトレンドとは?!
※同時にMCバトルにおけるトレンドの変化についても触れる予定です。


【5】B-BOYファッションの歴史
HIPHOPの歴史を“ファッション”という観点で振り返ります。
各時代に流行したトレンドアイテムの数々をご紹介!
※現物もいくつか用意する予定です。


※今後の講義内容(予定)
vol.4 フィメールラッパーとアイドルラップ
vol.5 DJとターンテーブリスト
vol.6 サンプリングの世界
vol.7 リリックの書き方講座

 

講師の紹介
profile : MACHEE DEF

1997年にラップを始め、オトノ葉EntertainmentのMCとして現在までに3枚のCDを全国流通でリリース。
2011年にはビクターミュージックアーツから配信限定ミニアルバム「OTONOFOLDER」をリリースし、iTunesのヒップホップチャートで2位になる。
また、役者として映画やCMに出演したり、専門学校やボーカルスクールでラップ講師を務めるなど、その活動は多岐に渡る。
2012年、リットーミュージックから書籍「ラップの教科書」を出版。現在ソロアルバムを鋭意制作中。


書籍紹介 : ラップの教科書

1億総ラッパー化計画!? 気軽に学べるDVD付き

恒常的なヒップホップ人気に加え、いまやラップでデビューするアイドルもいるなど、“ラップ”という表現手段は、ここ日本でもすっかり定着しました。しかし、実際にラッパーたちがどうやってリズムにアプローチしているのか? 韻はどのように踏むのか? どんな種類のラップがあるのか? 体系的に解説した本は、ほとんどなかったのではないでしょうか。本書は、映画『SRサイタマノラッパー』シリーズでラップ監修を担当した上鈴木兄弟と、専門学校等で“ラップ講師”としても活動するMACHEE DEFによる、DVD付きのラップ教則本。ラッパーを目指す初心者も、単にラップを取り入れたいヴォーカリストも、手軽かつ実践的に取り組める内容になっています!

■リズムの基本
■ラップの実践
■ライム(韻)とリリック(歌詞)
■高度なラップとフロウ
■曲の制作




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知ってるつもりで知らないこと、知りたかったけど知れなかったこと、そして知るべきだったのに、知りもしなかったこと。知識は、現在の自分に至る道筋と、これから向かうべき場所を知るためにあります。
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