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LP & bar “Khwezi Strydom”


date 8/8(fri) open 16:00-22:30
charge 1d order

ABOUT

フランス人作家、Khwezi Strydomの公開ペイント。
会場はペイントブース以外をbarスペースとして開放しています。

PAINTER
Khwezi Strydom






多くの国の文化を背景に持つフランス人アーティスト。
南アフリカ人の父、フランス人の母を持ち、チュニジアに生まれた。


ヨーロッパ、南アフリカ、アメリカでの旅を通し、彼の個人的な経験とストリートカルチャーへの興味が結びつき、アーティストとしての独自のスタイルが確立されました。
彼のアートを通じて、アイデンティティーへの終わることのない戦い、この現代社会で伝統文化の価値を保とうという緊張感を感じることが出来る。


彼の描く人物は、ほとんどが彼自身の自画像である。
ある意味普遍性を写し出したもので、線はアフリカの”お面”の影響を受けている。
彼の作品の色の豊かさは描かれたお面に特徴を与え、精神の状態を強調している。あっさりとした色は平和な時を表し、くっきりとした色は自由への戦いだ。


彼の作品や人生は体制への順応主義への戦いであり、Khwezi STRYDOMは例えば、南アフリカで起こった、阻害された人々へ手を差し伸べた名もなき人々の行為を浮き出している。


幼いころから芸術的な環境にあり(彼の母が画家である)いつも何かを作品を生み出していた。
絵をごく小さい頃から描き始め、楽しみのために、遊びのために、皮肉のためにグラフィティなども”名の知られた”画家になる前から行っていた。現在は主にインクや、爆弾や版画の手法などを使い、部族や祖先のモチーフなどを組合わせて、現代的な絵画手法を確立している。これらのミックスは彼の自由への情熱や様々な国への旅行を通して得た哲学感が浮き出ている。


彼の作品によく出てくる寓意的な手はこの、常に探している自由を暗喩したものだ。そのために人は彼の作品を見ると憧憬する。自己の独立を渇望することにより、人間は他者との間にハーモニーを生み出すことができるのだ。
そして、作品の中にある自由への終わることのない聖戦たちは、自らに枷をはめて自分自身の幸せを妨げている人々の心に響く。
敵は他者の中にあるのではなく、自分自身なのだ。
自分自身に打ち勝つ努力をしてこそ、自身の幸せにたどり着けるのだ。


彼の作品の中に見え隠れする死の気配は彼の戦いが聖戦であることの証拠である。Khweki STRYDOMはアートの世界で花開くことで自分自身をも昇華させることができた。


彼が育ち、愛着を覚える都市は彼自身の哲学の強固な土台となり、情熱が音楽のように流れだし、出会いや、旅行に対する崇拝は満たされない欲望によって引き出される暴力性のようなものである。


Khweki STRYDOMの作品は人間の叙情詩であり、社会の抑圧から自由になった人々の同盟でもある。

works








■イベントの紹介

■イベントの紹介

“ライブペイント”のための空間。
LivePaint &barというシンプルなネーミングが現すとおり、Bar空間内で行われるLivePaintを通して、集まり、繋がっていく新しいコミュニティの可能性に期待しています。

Khwezi StrydomがAMPでペイントを行うきっかけは、アポをくれて話しに来たデルちゃんというフランス人女性との出会いにあります。
東京でギャラリーを開きたい彼女が、まずは自分のキュレーション企画からスタートしたい、そしてその際にまず紹介したいのが彼だと、Khweziの事を教えてくれました。
作品はクオリティが高く面白いと思ったこと。異なる文化圏で活動する作家との出会いに僕自身が興味があるし、AMPが高円寺にある意味もそういう部分は大きいと思っているし、キュレーターにフランス人女性が立っていることも魅力的で、LPの一日企画で招待することにしました。
作家と直接繋がるだけでなく、精力的な仲介者が存在する企画をどんどん受け入れていきたいと思っています。

AMPでの当企画の後、8月後半には半蔵門ANAGRAでの個展が決まっています。
いずれも、よろしくお願いします。
関わる皆さんと多方面に盛り上げていけたらと思います。


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